このような状況のもと、黒潮会としての正しいPRをし、桜修館サイドとの相互理解と友愛をより深めることを目的に、「黒潮会創立77周年記念フォーラム」を次の通り開催した。
日時:
2010年3月13日(土)午後1時30分から4時30分まで
会場:桜修館中等教育学校視聴覚教室
基調講演@:「中高一貫教育における心理的発達の意義」詫摩 武俊 東京都立大学名誉教授
基調講演A:「水泳部生活で得たもの」米本恭三
パネル・ディスカッション:「プールサイドで求めたもの」
パネラー:大久保 利晃 前産業医科大学長、放射線研究所理事長・所長
詫摩 武俊(前掲)
コーディネーター:高品 斉
なお、会場の都合で、聴衆参加者は、現役の水泳部50名と直近5年前卒業程度の脇会員20人を中心に、桜修館の須藤校長、水泳部顧問近藤悦子先生等も参加した。
最後に須藤校長から、「本日は素晴らしいフォーラムを有難ううございました。
伝統ある黒潮会の喜寿のお祝いに、こんな高度な内容の後援会が開けて、うちの生徒も幸せと思います。
最後の質疑応答時間のやりとりを見ていて、将来どんな仕事についてどんな自分を創ってゆくか、どんな人生を目指すか、について現役生徒のみなさんがはっきり自覚をしているのに、大変心強く思いました。
社会で活躍している先輩の話を聞き、質疑応答を聞き、黒潮会が桜修館中等教育学校のなかで「継続は力なり」をモットーのもとに、これからも桜修館の水泳部発展のためにほ活躍されんことをお願い申し上げます。学校側も大いに賛同しております」と挨拶された。
なお、当日、プールのボトムミラー一色、デジタルビデオ映写機一台が水泳部に黒潮会から目録贈呈された。
これらは桜修館水泳部のために大いに利用されるものとなっている。
また、当日午後6時半から、桜新町のイタリアンレストランにて77周年記念パーティが開かれ、会員70名の参加で盛大に開催された。
前水泳部顧問藤井かね子先生からのお祝いの素晴らしいメッセージも披露され、また会報「黒潮」第15号(特集創立77周年記念)も発行された。
まだまだ黒潮会は力強く継続され発展している。
なお平成23年度から黒潮会会長は11期生の河北紘明が就任する予定。