四期女子のメンバーで斎先生のご協力を得て、大学のダンス研究会(社交ダンス)の部屋を借りて部を創設。
初年の記念祭で、バレエ研の初舞台はロシヤ民族舞踏を発表。二年目は新人も入り、美術部制作の舞台装置も設置され、クルミ割り人形組曲を上演した。
上演に際しては上級生のピアニストの柳川さん(?)や「音智」のリーダーに聴音でロシヤ民謡の楽譜を作って頂いたり、築地から思い器具を手で運んで照らしていただいた記念祭照明部の方々、装置を引き受けて下さった美術部の方、音響の放研の方々等多方面の協力を得て実現した舞台でした。
三年目にはけいこ場を失いレッスンを続行出来ず舞台は断念しましたが、その頃やっと日本にも外国のバレエ団が来日するようになり、機研の田中(誠一郎)さんが貴重なバレエ公演の舞台写真を沢山写されたので機研の方々と記念祭でその写真展をさせていただきました。
「都立の校庭にもついに花が咲いた」と小笠原校長先生も喜んでくださった部でしたが、けいこ場を使用出来なくなり、下級生への引継ぎも出来ず、四期生卒業と共に残念ながら解散となりました。