2009年6月6日、目標であった関東高等学校弓道大会への出場を果たすことができました。
1年前の2008年4月に関東大会へ出場するという目標を立ててから、毎日その目標を胸に稽古を重ねてきました。
それまでの弓道部は本大会どころか、東京都の各予選会でも、決勝トーナメントへ駒を進めることがほとんどできず、関東大会本大会の出場とは、全くもって程遠い部活でした。
目標を掲げてからの1年半、私達は主に2つのことを軸にして活動してきました。
一つめは、”勝ちにこだわること”。
練習試合であろうと、小さな大会であろうと、大きな大会であろうと、いかなる試合であっても結果を残すことにこだわりました。
勝ちにこだわるからこそ、試合の内容が充実し、自分自身の新たな目標や課題、チームの上体、部活全体における欠点などが浮き彫りとなり、その試合をした「意味」が出てくると考えたからです。
これらの「意味」は次からの練習に生かされました。
もう一つは、”感謝の気持ちを忘れないこと”。
学校に幸いにも弓道部があり、活動をさせてもらえます。
部活動運営は、実に多くの先生方や経営企画室の人の協力があります。賞状をきれいに飾ってくれる主事さんがいます。
練習試合をしてくれる他校の生徒や先生方がいます。悩んだ時に助けてくれる友達がいます。
私たちを見守ってくれる家族がいます。
本当に多くの方々に支えられています。
私たちはこのことを常に忘れずに、決して驕らずに、みんなから愛される弓道部になることを目標を目指しました。
達成できたかどうかはわかりませんが、きっとこの目標は今後も継がれていくと思います。
そして、私たちが変わるキッカケとなった顧問、化学担当の岩渕寛先生。先生には部員一同、本当に感謝しています。
先生のおかげで私たちはここまでくることができました。
この場を借りてお礼を言いたいと思います。ありがとうございました。
今のところ桜修館には弓道部がなく、都立大学附属高校弓道部は、来年度いっぱいで幕を下ろします。
残りの1年半、思いを継いだ2年生が私たち以上の結果を残してくれると、3年生は信じています。今後ともよろしくお願いいたします。
本当にありがとうございました。