私たち弓道部は普段、校内の弓道場で、3人や5人で順番に4本ずつ矢を引く「立ち稽古」や、他人との間合いと関係なく弓を引いて型の改善などをする「射込み」をしています。
休日は強豪校と練習試合を行い、切磋琢磨を続けています。
夏には合同合宿に参加し、合宿でしかできない、充実した厳しい稽古をしました。
そうした稽古の成果も出ており、昨年の夏に東京都弓道個人選手権大会で優勝し、関東個人弓道選手権大会(本選)に2名出場しました。
さらに春の東京都弓道関東大会団体予選で3位となり、山梨で行われた関東高等学校弓道大会へ出場しました。
春の関東大会団体男子都予選は選手も応援も、弓道部全員が一丸となって本大会出場を狙っていました。
選手は応援の部員の気持ちに応えるかのように的中を伸ばし、第3位となり関東大会東京都代表権を獲得しました。
そして1週間後に行われた女子都予選でも第3位となり、代表権を獲得しアベック出場となりました。本当に嬉しかったです。
本戦までの1か月、稽古を重ねたうえで本大会に臨みました。
予選は12射を2回、計24射の合計的中数で戦います。
上位8チームに残るには16中がラインでしたが、予選1回目はまさかの12射2中。
予選2回目での逆転は不可能でしたが、顧問の先生やコーチの「今までやってきた弓をみせてみろ」という言葉を聞いて試合に臨みました。
予選1回目よりもよい弓を引くことができました。
この大会では結果を遺すことはできませんでしたが、夢は後輩に託したいと思います。
ここまで私たち弓道部が成長できたのは、学校をはじめ、周囲の方々から頂いた多くの応援やご協力のおかげだと思います。
また、同窓会の皆様には立派な垂れ幕を制作して頂きました。
部員一同、感謝しております。
あの垂れ幕は後輩が、きっとまた掲げてくれると信じています。
ありがとうございました。