第8回「八雲が丘賞」は、最近目覚ましい活躍を見せている日本文化部かるた班に贈られました。
一昨年は張るからコロナによる変測定学校運営を余儀なくされ、第8回「八雲が丘賞」も受賞が延期となっていましたが、昨年10月22日、遅まきながら表彰式がおこなわれました。
この日も例年のような全校生徒の前で表彰することはかなわず、校内放送で表彰状を読み上げ、部の代表に表彰状と記念品代を贈りました。
競技かるた部のある中学高校は近年急速に増えており、全国高等学校小倉百人一首選手権大会の予選参加校は、昨年全国で354校、東京でも40校近くに上がりました。
マンガ・映画の「ちはやふる」の影響が大きいとも言われています。
そんな中で、桜修館は常に東京予選の上位校の位置を維持しています。東京では全国優勝13回の男子校・暁星高校が抜けた存在ですが、女子中心の桜修館は大健闘していると言えます。
「先輩方の功績や先輩方とのつながりが部活動の誇り」という部員の言葉に、かるた班の部活の本質が見えるようです。
この「八雲が丘賞」は、桜修館と都大附高を結ぶ絆の一つです。 昨年10月の表彰式の後、部員全員と顧問の先生から同窓会あてに届いたお礼状を読めば、「八雲が丘」という賞があって本当に良かったと実感できます。 今後もこの賞が生徒諸君に喜んでもらえる賞となり、一方で桜修館の今を知る手がかりになれば、と考えています。